TOYOTA ProBox Hybridで雨の日や雪道での走行#.016

プロボックスハイブリッドで雨の日や雪道で走行する時には、ハイブリッド車特有のモーター駆動など注意事項がいくつかあります。知らないで走行していると危険だから、きちんと把握していこう。

1. 発進時はモーター駆動の強すぎるトルクに注意

ハイブリッド車で発進する時にはモーターが駆動しますが、このモーター駆動は動き出した瞬間から最大トルク(力)を発揮するので注意が必要です。

  • 雨や雪での挙動: ハイブリッド車をガソリン車と同じ感覚でアクセルを最初から強く踏むと、動き出しの瞬間から最大トルクが出力されるので一瞬でタイヤが空転してスリップすることがある。
  • ECOモード: 常にECOモードをONにしておくことで、アクセル操作に対する反応をマイルドにしてくれる。結果としてスリップを抑えた滑らかな発進を制御してくれるので、ECOモードは必須。

2. 減速時は回生ブレーキから油圧ブレーキの切り替えに注意

雨の日や雪道など滑りやすい路面でブレーキを踏んだ場合、ハイブリッド車特有の制御でブレーキが抜けたような感覚になる事があります。

  • 挙動の仕組み: 滑りやすい路面で回生ブレーキを使って減速している最中にタイヤが滑りそうだとシステムが判断したら、瞬時にシステムが回生ブレーキを停止して通常の油圧ブレーキに切り替える。
  • 違和感: この回生ブレーキから油圧ブレーキに切り替える瞬間に、一瞬だけブレーキが抜けたような感覚やカクンっていう衝撃を感じることがある。原因はシステムがABS(アンチロックブレーキシステム)を確実に作動させるための制御で、正常な挙動なので問題はない。

3. スリップをTRCとVSCが制御してくれる

プロボックスハイブリッドには、滑りやすい路面での制御をアシストしてくれるTRC(トラクションコントロール)とVSC(車両安定制御システム)が標準装備として付いています。

  • TRC(トラクションコントロール): 加速中にタイヤが空転するとモーターの出力を自動で抑えて、空転しているタイヤにブレーキをかける。雪道などでの発進を助けてくれる。
  • VSC(車両安定制御システム): カーブで横滑りしそうになった時に4輪個別にブレーキをかけたり出力を抑えたりして、車が外に膨らんでいったりスピンしそうになるのを防いでくれる。

4. プロボックスハイブリッド特有の重さのメリットとデメリット

プロボックスハイブリッドはリアシートの下部に重たい駆動用バッテリーを積載しているので、プロボックスのガソリン車よりも車体全体が数十kg重たくてかつ前後のバランスが改善されています。

  • メリット: 駆動用バッテリーが積載されていることで後輪側にも荷重がかかっているので、空荷の状態でもガソリン車よりリアが跳ねにくて雪道などでの直進安定性が高い。
  • デメリット: 一度滑り始めると重さがある分だけ、ガソリン車よりも止まりにくい構造になっている。特に下り坂では、ガソリン車よりも止まれる距離を長めに想定しておく必要がある。

5. 雪道ではBレンジが効果的

特に雪道の下り坂ではBレンジの使用が効果的です、なるべくエンジンブレーキを使ってゆっくり減速しないと滑っちゃうから。

  • Bレンジ: 通常のDレンジだけで減速しようとすると一部のタイヤだけに急激に制動力がかかるので、Bレンジを使って車全体を回生ブレーキでジワジワと減速するのが安心。

とにかく雨の日や雪道などでは、ECOモードをONにしてBレンジを効果的に使うのが大事なのかな。

記事作成日: 2026年1月16日

記事更新日: 2026年1月16日