TOYOTA ProBox HybridのETC2.0 #.037

プロボックスハイブリッドには標準でETC装置が付いていないので、純正オプションで選択するか後付けで装着することになります。

1. ETC2.0 新セキュリティ規格

将来のサイバー攻撃(データの盗聴や改ざん)に備えてETCの新セキュリティ規格が制定されたので、旧セキュリティ規格の車載器は最長で2030年までに高速道路のゲートを通れなくなります。

  • 2030年問題: 新セキュリティ規格によって、旧セキュリティ規格の車載器は最長で2030年までに高速道路のゲートを通れなくなる。
  • 理由: 現状で大きなトラブルが発生しているわけではありませんが、コンピューターやAIの進化によって古い暗号が破られるリスクがある。この予防措置として新セキュリティ規格がアップデートされる。
  • ETC2.0: 注意しないといけないのがETC2.0なら絶対安心というわけではなく、初期のETC2.0(DSRC表記のものなど)には旧規格のものが混ざっているので注意が必要。

とりあえず現在発売されているETC2.0車載器は新セキュリティ規格に対応しているので、新しく購入する場合には特に問題ないみたいだけど。

2. ETC割引

高速道路のETC割引には大きく分けて時間帯や曜日による割引と、特定の路線や機能による割引の2つがあります。

  • 深夜割引(30%): 毎日0時-4時の間に走行した場合に30%の割引。
  • 休日割引(30%): 土日祝に走行した場合に30%の割引。
  • 平日朝夕割引(最大50%還元): 平日の朝6時-9時と17時-20時に走行した場合に最大50%の還元。

3. 深夜割引(30%)

深夜割引は毎日0時-4時の間に走行した場合に30%の割引が適応されます。

  • 実走行距離制: 深夜割引の法改正で2026年度以降には22時-5時へ拡大予定ですが、これまでは少しでも時間内に走れば全区間割引だったけど新制度ではその時間帯に走った分だけが割引対象になる実走距離制に変わる予定。

3. 休日割引(30%)

休日割引は土日祝に走行した場合に30%の割引があります、ただし普通車と軽自動車のみ。

  • 対象車種: 普通車や軽自動車、4ナンバーのプロボックスも普通車扱いになる。
  • 対象除外日: 最近は渋滞緩和のため休日割引の対象から除外される日が増えてきていてる、具体的にはゴールデンウィークやお盆期間や年末年始や3連休など。

4. 平日朝夕割引(最大50%還元)

平日朝夕割引は平日の朝6時-9時と夕方17時-20時に走行した場合に最大50%の還元があります、この割引は後日還元という仕組みで1か月の利用回数に応じて翌月20日に無料走行分をポイントとして還元されます。

  • 後日還元: 1か月の利用回数に応じて、翌月20日に無料走行分をポイントとして還元される。
  • 5回-9回利用: 約30%還元
  • 10回以上利用: 約50%還元
  • ETCマイレージサービスへの登録: 平日朝夕割引を適用させるには、ETCマイレージサービスに登録していないと1円も還元されない。
  • 1日の回数制限: 朝6時-9時に1回と夕方17時-20時に1回、最大で1日に2回分だけ利用できる。
  • 時間判定: 入口または出口のどちらかを指定の時間内に通過すればよい。

5. ETC2.0限定割引

ETC2.0の車載器を搭載している場合のみ適用される限定の割引特典があります。

  • 圏央道/新湘南バイパス割引(20%): 圏央道や新湘南バイパスを走行すると、通常のETC割引からさらに約20%の割引になる。
  • 一時退出の再進入料金据え置き: 指定の道の駅を利用するために高速道路を降りても、2時間以内に戻れば降りずに走り続けた料金で計算される。全国約20か所以上で実施中。

6. ETCマイレージサービス

ETCマイレージサービスは登録しておくと、NEXCOの高速道路を利用するたびにポイントが貯まります。

  • ポイント還元率が最大10%: NEXCOの高速道路を利用すると10円につき1ポイントが貯まる、5,000ポイント貯まると5,000円分の無料通行券と交換できるので還元率は10%になる。
  • 平日朝夕割引: 最大50%還元をもらえる平日朝夕割引は、ETCマイレージサービスの登録が必須条件になる。登録していないと平日の朝夕に走行しても還元されない。
  • 初期費用と年会費が無料: 登録するための初期費用も年会費も無料。
  • 自動還元サービス: 登録時に自動還元サービスを選択しておくと、一定のポイント(NEXCOなら5,000ポイント)が貯まったタイミングで自動に無料走行分へ交換してくれる。
  • 車を変えても大丈夫: 一度ETCカードを登録しておけば、別の車にそのカードを指して走ってもポイントは貯まる。
  • 複数枚の登録可能: 1台の車載器に対して同居の家族や同一事務所のカードであれば、最大4枚まで登録が可能になる。ただし複数のカード間でポイントを合算することはできない。

ETC2.0はたくさんの特典が満載なので、なるべく早く車載器を搭載してETCマイレージサービスにも登録しておかないといけません。

記事作成日: 2026年2月6日

記事更新日: 2026年2月6日